9月最後の木曜日。
Papaがたまたまショップへ出かけた時に、売りに出された中古のTRYをオーナーから紹介された事が発端。
エンジンレスの状態だったのですが、エンジンはMama&PapaがTIAで使っていたものがあるのでそれを利用することにして、ほとんど即決で購入を決めました!
翌日には以前買って置いてあったシートなどを持って行って、足りないものなどを相談して…
メカニックさんがしばらく忙しいということと、我が家としても特に急いでTRYに乗せる予定もなかったので、納車はシーズンオフ以降でも良いかなぁ〜って感じだったのですが…
9日はコースサポートもあるし、必要なパーツさえ揃えばそれまでに間に合うかも!?ってことで、オーナーが大急ぎで組んで下さったこともあり、無事初走行となりました。
以前、長谷川先生のスクールカーに乗せてもらってレインボーを走って以降どのくらいぶりかなぁ?
器用でない8bonはカデットに乗った後にキッズに乗せると、まったく切り替えが出来ない様で、かなり手前でブレーキを踏んでしまうということもあり、BSシリーズに年間エントリーしたこともあって、今年はキッズ1本で!と思っていたのですが…
シーズンを終える前にこうした縁があって、急遽TRYで走らせることになりました。
ウエイトも事前に追加購入したものと、キッズで使っていた半端モノなどをPapaが溶かして成形して、110kgジャストを目指すべく20kg分用意しました。
朝一、ウエイトを量ると112.7kg。ガソリンも入れておらず、スーツも着ていない状態だったので、実際にはかなりオーバーする!?ってことで、予備に持っていた他のウエイトと交換して1kgだけ減らしました。
タイヤも中古でも良いかな?と思っていたのですが、あいにく中古が見つからず新品を購入。
(コレが功を奏して、スピンや吹っ飛ぶことが若干少なく済んだのではないか?と気づくのは、走り出して間もなくの事)
エンジンは、以前、PapaがSL-FDレースに出る直前に慣らしをして一回レースに出ただけなので、気兼ねなく走り出せるし、タイヤは周回重ねてる内にグリップするだろうし…
ってことで、「タイヤの様子だけ見つつ走れ〜」と送り出したらば、2コーナーまでに若干アクセル弱めたりするものの、とっても嬉しそうに1周目からガンガン走り出した(>_<)
この時のタイムは48秒台。
以前カデットで走った時もウエイトを積んで走ったことはないし、「まぁまぁ、今日はそんなモンでしょう…」なんて思っていましたが、その次の回には43秒台に。。。
本人もタイヤのグリップがかなり良い事を自覚しているようで、正直、ブレーキも足りないところをタイヤでカバーしてもらっているような、ちょっと無茶な走り方をしていました。
スピンの回数も増え、PapaとMamaはあっちへ走り、こっちへ走り、重た〜〜〜いカートを引きずりコースへ復帰させ…11時にもなっていないにすでにお疲れモードorz
8bonを休憩させる意味だけではなく、Papa&Mamaの休憩も必要で、わりとマメに休憩をとってました(汗;
ってところに、大好きなHai兄ちゃんがやって来ました♪
「やったぁー、Hai兄ちゃんと一緒に走れる!!」と心の中で叫んでた事でしょう、姿を見てかなりテンションUPした8bon↑↑↑
ですが、今のタイムだと一緒に走るどころではなく、一瞬後ろ姿を見たところで、次に会えるのは何周目?って感じなので、「もうちょっと上手に走れるようにならないと、あっという間に姿が見えなくなっちゃって一緒に走ることはできないよ!」というと、俄然やる気を出した8bon。
ブレーキも全然足りていないので、行き当たりばったりのコーナーリングで、タイムをロスしているのですが、何度言ってもきかない。それでも何とか42秒台後半を数回と1分30秒以上(←スピンしまくり)。
「11時頃からお腹が空いた〜」「UFO食べたい!!」と言い出し、お昼休憩を待たずに早めの昼食。
午後も走る?と聞いたら「走る」と明るい返事。の割に、食べたと思ったら、どこか草むらへバッタ探しに行ってしまった8bon。。。
ちょうどその頃、Haiママが「10コーナーのブレーキが足りていないこと」を助言してくれました。
ちゃんと聞いてるのか、いないのか?と思っていましたが、午後の初回で10コーナーのブレーキをしっかり踏んで走ってました。
ホント、Haiママには感謝ですm(__)m
おかげでタイムも上がって40秒台に突入!
でも、これって、Ryom君が抜いて行って前を走ってくれていた時(当然距離はどんどん開いていくわけですが)に出せたタイムなんだと思いますが、めずらしく姿が見えなくなっても頑張って追いかけ続ける努力をしていたので、コンスタントに40秒台後半を出せたのだと思います。
ピットに戻ってきたら、毎度おなじみ、シートに座ったまま居眠りzzz
かなり集中して頑張っていたのだと思います。
それにしても、最初の時期って伸びしろが大きくて、見てる方も楽しくなりますね^^
ですが、その後は、40秒がちょっとした壁かな?って感じでタイムも伸び悩んでいたところに、Hai兄ちゃんが抜かして行ってくれて前を走る機会に恵まれました。
おそらくこの時Hai兄ちゃんを追いかけたタイムだと思うのですが、本人も目標にしていた40秒をきる、39.98秒を出しました。
Hai兄ちゃんと走れ、目標タイムも出せてかなり満足げな8bon。
「首が痛いから今日はもう走らない」と言って休憩モードならぬ、いそいそとバッタ探しの旅に出かけていきました。。。
このまま終ろうかとも思ったのですが、オーナーがキャブの設定を見て下さったこともあって、「もう一回だけ走ってみよう!」と走らせましたが、やはりタイムは40秒台とスピンの嵐で1分半越えがほとんどでした。。。
朝一姿がなかったのできっと予想外だったのでしょう。
Hai兄ちゃんが走りに来たことが、8bonは相当嬉しかったようです。
帰宅後も翌日も一緒に走れたことを、「一生懸命追いかけたけど追いつかなかった」と嬉しそうに話していました。
気持ちだけで走るのが8bonなのだと改めて思いました。 キッズを始めた時もそう。
大好きなYu-兄が前を走るのを何とか一緒に走れるように、そしてどんどん上手くなっていくYu-兄においてけぼりにされないように、頑張って練習もしました。
そして、Rai君。腕の差はもちろん、タイム差もかなりあったけれど、Rai君を追いかけようと頑張っている時だけはスピンが減ったり…
長谷川先生がレンタルカートで前を走ってくれた時もそう!
Hai兄ちゃんが前を走ってくれた時もそう!
「この人と一緒に走りたい!!」って、そんな時だけはスピンも減るし、いつもとは別人のような走りをしていました。
これがレースで「表彰台に立ちたい!」って気持ちで頑張ってくれたら親としては言うこと無しなのですが…
どうもそこにはエネルギーを使う気が無いようなので、カデットではレースを追いかけるのは控えようと思います。
カデットでの目標は、楽しむこと!
「車が大好きだから、楽しんで取り組んでくれるだろう!」って、これがカートを始めたきっかけなんですよね。ついつい熱くなって忘れてしまいがちですが(>_<)
初心忘るべからず!!ですね。